防汚について考えてみる
- 2019.09.29 Sunday
- 11:46
JUGEMテーマ:日常
汚れている、ってどういうことなのか。
まったく素人の私が10年余り前に防汚にかかわりだしてから色々な誤解があることをいくつか発見した。
今目の前にあるガラスのコップ。
元々は透明なのだから、透明でなくなっていると「汚れている」
手で擦ってみて キュキュッ と音がしなかったら「汚れている」
なにか埃のようなものがついていたら「汚れている」
そこに油のようなものがへばりついていたら「汚れている」
これらの「汚れている」ものは ほおっておくとどんどんさらに汚れていく。
水をかけてみると「汚れている」コップはどうなるか。
水をはじく。
キュキュッといわないコップは水をはじく。
油汚れは当然さらに水をはじく。 ましてやキュキュッなんていわない。
だから洗剤で洗う。
すると水をはじかなくなり キュキュッ となる。
あたりまえのことなんだが そういうことなんだ。
「撥水は汚れの結果でもあり汚れの原因にもなる。」
撥水ではない状態を 親水 という。
「いかに親水状態を保つか」
「石鹸で洗った直後の状態」を保つことが 実は 技術的にかなり難しい。
汚れてしまったものをとりあえず最初に近い状態に戻す方法とかそういうのもいろいろ学んだ。
そんなことを ぼつぼつと 呟いてみたいと思う。